SDGs × 株式会社ヤマス=未来へつなぐ窯業

SDGsは、国連が提唱する「持続可能な開発目標」で、2030年までに達成すべき17の目標から成り立っています。株式会社ヤマスは、社会的責任を果たすだけでなく、社会課題の解決を目指し、企業としての成長や未来の窯業業界の発展のために貢献いたします。

株式会社ヤマスのSDGsへの取り組み

Initiatives for the SDGs of YAMASU Co.,LTD. 

SDGs 4:質の高い教育をみんなに

・目標4.5:文化多様性と文化の持続可能な開発への貢献の理解の教育を通して、全ての学習者が、持続可能な開発を促進するために必要な知識及び技能を習得できるようにする。
  ○地域社会との連携: 地元の企業への原料供給を通じて、地域文化の継承に貢献
  ○従業員への啓発: SDGsに関する研修やワークショップを実施し、従業員の意識向上を啓発

SDGs 8:働きがいも経済成長も

・目標8.2:より高いレベルの経済生産性を達成する。
  ○受託加工における生産効率向上のための設備投資や技術改善
  ○高付加価値な特殊粘土の採掘・加工技術の開発

・目標8.5:すべての人々の完全かつ生産的な雇用とディーセント・ワークを促進する。
  ○従業員のスキルアップ支援(粉砕・分級技術、機械操作など)
  ○安全衛生管理の強化と労働災害の防止(鉱山、工場)
  ○地域社会への雇用創出への貢献

SDGs 9:産業と技術革新の基盤をつくろう

・目標9.4:資源の利用効率の向上とクリーン技術の導入を促進する。
  ○自社鉱山における環境負荷低減のための採掘方法の検討(例:段階的な採掘、植栽による緑化)
  ○製造工程におけるエネルギー効率の改善(省エネ設備の導入)
  ○粉砕・分級技術における消費エネルギー削減の研究開発

・目標9.5:科学研究を促進し、産業セクターの技術的能力を向上させる。
  ○新たな窯業原料や加工技術に関する研究開発への投資
  ○大学や研究機関との連携による技術革新の推進

SDGs 12:つくる責任 つかう責任

目標12.2:天然資源の持続可能な管理と効率的な利用を達成する。
  ○鉱山資源の持続可能な採掘計画の策定と実施
  ○採掘後の土地の適切な再生・管理
  ○製造工程における副産物や廃棄物の削減・再資源化の推進

・目標12.4:人の健康や環境への悪影響を最小限にするため、化学物質や廃棄物の環境放出を大幅に削減する。
  ○受託加工で使用する可能性のある化学物質の適切な管理と排出抑制
  ○工場排水の適切な処理と水質汚染の防止
  ○粉塵対策の徹底による作業環境の改善と周辺環境への配慮

・目標12.5:廃棄物の発生防止、削減、再生利用及び再利用により、廃棄物発生量を大幅に削減する。
  ○不良品の発生抑制のための品質管理の徹底
  ○梱包材の削減やリサイクル可能な素材への変更

SDGs 13:気候変動に具体的な対策を

・目標13.2:気候変動対策を国別計画や政策、戦略に統合する。
  ○事業活動における温室効果ガス排出量の把握と削減目標の設定
  ○再生可能エネルギー導入の検討(工場や事務所への太陽光発電など)
  ○輸送効率の改善による燃料消費量の削減

SDGs 15:陸の豊かさも守ろう

・目標15.1:陸域生態系と内陸淡水生態系とそのサービスの保全、回復及び持続可能な利用を確保する。
○鉱山周辺の生態系調査と保全活動の実施
○採掘跡地の緑化活動や生態系回復への取り組み

伝統技術を大切にしながら、持続可能な発展を目指す。
株式会社ヤマスはサステナブル窯業に挑戦していきます。

実例

  Examples

●LED照明への変更
株式会社ヤマスでは、エネルギー消費の削減と環境負荷の軽減を目的に、工場内の全ての照明をLED照明へと切り替えました。これにより、従来の照明に比べて大幅な電力使用量の削減が可能となり、CO₂排出量の抑制にも貢献。今後も省エネ設備の導入や運用の見直しを継続し、地球環境にやさしいモノづくりを進めてまいります。

●教育研究機関との連携
教育研究機関からの依頼により、”タテガイ養殖残渣”と全国各地に存在する”もみ殻”を粉砕し、稲作に有効な肥料となる”ケイカル肥料”の生成に協力しました。株式会社ヤマスは、今後も独自の粉砕加工技術にて、貝類等水産廃棄物から還元可能な資源を作り出すため、教育研究機関への協力を惜しみません。

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